朴大統領が出身地の火災現場を電撃訪問 批判の声も[2016/12/01 18:07]

 国会で窮地の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、出身地の火災現場を電撃訪問しました。

 韓国の朴大統領は1日午後1時半ごろ、先月30日、大規模な火災があった地元の大邱(テグ)市にある市場を訪れました。一部の支持者からは拍手が起きましたが、厳しい批判の声も上がりました。
 被害に遭った男性:「来てくれたなら、何で苦しんでいるのか、大統領としてどう助けてくれるのか、一言話して帰るべきだ」
 朴大統領の外出する公務は35日ぶりで、現場の視察は10分ほどでした。火災では679店舗が焼け、消防隊員2人がけがをしました。また、亀尾(クミ)市にある朴大統領の父の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が生まれた住宅が放火され、48歳の男が逮捕されました。

こちらも読まれています