米国務省「歴史問題に慎重な対応を」靖国参拝で[2016/12/30 17:05]

 稲田防衛大臣が29日、靖国神社を参拝したことに対し、アメリカ国務省は歴史問題に対して慎重な対応を取るよう求めました。

 国務省の当局者は「歴史問題については、癒やしと和解を促進するやり方で取り組んでいくことの重要性を引き続き強調していく」とコメントしました。安倍総理大臣とオバマ大統領が真珠湾を訪問して「和解の力」をアピールした直後の参拝ということもあり、歴史問題に対する慎重な対応を改めて求めた形です。また、ウォール・ストリート・ジャーナルは「真珠湾での慰霊から戻ってきた後に、軍国主義を美化する場所としてみられている神社を訪れた」と批判的な論調で伝えています。

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