北の核実験場が迷彩色に…標的にされ難くするためか[2017/05/11 11:54]

 北朝鮮の核実験場を撮影した最新の衛星画像が公開され、建物の屋根が迷彩色に塗り直されていることが分かりました。

 アメリカの北朝鮮研究グループ「38ノース」は、北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)の核実験場を2日から3日にかけて撮影した画像を公開しました。画像では、指令センターと呼ばれる2棟の建物の屋根が迷彩色に塗り直されているのが新たに見つかりました。研究グループは、建物の輪郭をぼかし、空爆の際に標的にされにくくするための措置だと分析し、「北朝鮮が衛星からの監視を難しくしようとしている可能性もある」と指摘しました。また、指令センターの別の建物は赤外線での撮影で、周りの木々に紛れるように塗装されているという見方を示しました。

こちらも読まれています