米国務省が北朝鮮非難 現状での対話解決を否定[2017/06/09 16:55]

 北朝鮮が8日にミサイルを発射したことに対して、アメリカ政府は「挑発的な行動をやめるべきだ」と牽制(けんせい)しました。

 米国務省、ナウアート報道官:「挑発的な行動や地域を不安定化させる行動をやめることを求め続ける」
 国務省のナウアート報道官は会見で、ミサイルの発射は朝鮮半島の状況を悪化させるだけだと非難しました。そして、対話が再開することを望んでいるとしながらも「今はその段階に近くもない」と述べました。さらに、ミサイル迎撃システムのTHAADについて「北朝鮮の行動によってアメリカ軍だけでなく、同盟国を守るために重要だと示された」として韓国が追加配備を事実上、中断する動きを牽制しました。

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