「イスラム国」自爆テロ相次ぐ 奪還作戦は最終局面[2017/07/03 23:31]

 イラク北部のモスルで過激派組織「イスラム国」からの奪還作戦が最終局面を迎えるなか、避難する市民に扮したとみられる自爆テロが相次いでいます。

 イラク軍らによる奪還作戦が続くモスルでは、「イスラム国」の戦闘員が旧市街の一角に立てこもり、激しい抵抗を続けています。現地メディアによりますと、「イスラム国」の象徴だったヌーリモスク周辺で3日、避難する市民に紛れた女が自爆して1人が死亡し、9人がけがをしました。イラクではここ3日間で、似たような自爆テロが少なくとも4件起きているということです。劣勢の「イスラム国」が避難する人に紛れてテロに及ぶ新たな戦術に出ているとみられています。

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