「火星15」大気圏再突入時にバラバラに砕けたか[2017/12/03 17:38]

 「火星15」が大気圏への再突入に失敗していた可能性があることが分かりました。

 アメリカのCNNは当局者の話として、火星15は大気圏に再突入した際、バラバラに砕けたとみられると伝えました。この当局者は、ミサイルを目標に命中させるために必要な誘導や標的の設定に加えて、北朝鮮のミサイル計画が直面している技術的な問題が明らかになったと指摘しています。また、今回の発射では、固体燃料より発射準備が察知しやすい液体燃料が少なくとも一部に使われていたため、アメリカは早期に警戒できたとしています。さらに、複数の専門家は、今回の火星15は1基だけ造られたもので、今後、改良したものが発射されるとみているということです。

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