iPhone旧機種の動作制限で謝罪 電池交換を値下げ[2017/12/29 11:47]

 アメリカのアップル社はiPhone(アイフォーン)の旧型モデルで基本ソフトを更新すると動作が遅くなるように制限していたことについて謝罪するとともに、バッテリー交換の費用を値下げすると発表しました。

 アップルはバッテリーの劣化によって電源が突然、切れる恐れがあるとして、iPhone6以降のモデルで基本ソフトを更新すると動作が遅くなるようにしていました。28日に出した声明でアップルは意図的に動作を制限していたことを認め、それを開示しなかったことを謝罪しました。ユーザーの信頼を回復するため、来年1月から12月までiPhone6以降のモデルのバッテリー交換に掛かる費用をアメリカでは現在の79ドルから29ドルに引き下げるということです。この問題を巡っては、アメリカ各地でiPhone所有者が動作の減速によって新機種を買うことになったなどとして、アップルに対して損害賠償を求めています。

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