中国けん制も 海自護衛艦がマニラ寄港で連携強化へ[2018/02/03 19:08]

 2日午前、海上自衛隊の護衛艦がマニラの港に入り、フィリピン海軍から歓迎を受けました。

 海上自衛隊の護衛艦「あまぎり」とヘリコプター1機のほか、約200人の乗組員らがマニラの港に到着したことを受け、フィリピン海軍が歓迎式典を行いました。今回の寄港は、南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に日本とフィリピンが海洋の安全保障分野で連携を強化することを目的としています。海上自衛隊の幹部は、式典で「自由で開かれたインド・太平洋のためには、フィリピン海軍との関係強化が重要である」と話しました。海上自衛隊は4日まで滞在し、フィリピン海軍と共同で航海の訓練などを行う予定です。

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