プーチン政権批判のジャーナリストが自宅で射殺[2018/05/30 19:15]

 プーチン政権を激しく批判してきたロシアのジャーナリストが何者かに銃撃され、死亡しました。

 ウクライナの首都キエフで29日、ロシア人のジャーナリスト、アルカジー・バブチェンコ氏(41)が自宅アパートで射殺されました。犯人は依然として逃走中です。バブチェンコ氏は、ウクライナ問題やシリア問題などを巡って、ロシアメディアでプーチン政権を痛烈に批判していましたが、脅迫を受けたとして去年から活動拠点をウクライナに移していました。ウクライナ当局はロシアのスパイが犯行に関与したとしていますが、ロシア外務省はジャーナリストの身の安全を守れないウクライナ側にこそ責任があると主張していて、非難の応酬となっています。

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