現場をあえて見せる中国当局 米大使館前で爆発[2018/07/26 16:52]

 中国・北京にあるアメリカ大使館近くで爆発が起きました。爆発を起こした男は直ちに取り押さえられ、病院に搬送されたということです。

 (前田輔記者報告)
 北京のアメリカ大使館の前です。爆発が起きたのは門の目の前、横断歩道の上です。消火剤が周辺にはまかれ、まだ血の痕も残っています。横断歩道の先にはガラスの破片が道路上に散乱していて、爆発の激しさがよく分かります。この周辺には、海外メディアを中心に多くのマスコミが今、取材にあたっています。中国当局はこういった事件の場合、すぐ現場を封鎖しますが、あえてこの現場を見せることでアメリカとの何らかの関わりを持った事件であると見せたい、そういった思惑も透けて見えます。2時間前には、何らかの別の事件も起きたという情報も入ってきました。
 (Q.別の事件というのはどんな種類の事件か?)
 アメリカ大使館の前で別の焼身自殺を図ろうとした情報が入ってきました。ただ、この情報が正しいのかどうかはまだはっきりしていません。そういった情報も現場では飛び交っている状況です。

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