300mの谷へピクニックのバス転落 33人死亡[2018/07/29 13:49]

 インドで切り立った崖からバスが転落して、30人以上が死亡しました。

 インド西部のマハラシュトラ州で28日、山道を走っていたバスが崖から深さ300メートルの谷に転落しました。この事故でバスに乗っていた33人が死亡しました。地元当局によりますと、1人は飛び降りて助かり、道までよじ登って通報したということです。バスは農業大学のもので、職員らがピクニックに向かう途中でした。崖が急なため、遺体の収容は難航していて、クレーンを使った作業が進められています。事故の原因は運転手のミスだとみられています。インドでは今月だけでも北部のウッタラカンド州で2件の大きなバス転落事故が起きていて、多数の死傷者が出ています。AP通信によりますと、年間の交通事故の死亡者数は11万人を超えていて、原因の多くは危険な運転や道路の整備不良、車の老朽化とされています。

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