「米偵察衛星が北朝鮮のICBM製造継続を捉えた」米紙[2018/07/31 11:47]

 北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)の製造を続けている兆候を偵察衛星が捉えたとアメリカのメディアが報じました。

 ワシントン・ポストは30日にアメリカの情報機関関係者の話として、北朝鮮が平壌郊外にあるミサイル工場で液体燃料型のICBMを製造している動きがあると報じました。記事では、この数週間にアメリカの偵察衛星が捉えたミサイル工場の写真が掲載されているほか、アメリカ本土を射程に収める「火星15」の製造を続けていると指摘しています。ただ、今回の動きはミサイルの増産ではなく、改良のためだということです。米朝首脳会談以降、非核化に向けた交渉が停滞するなか、先週にはポンペオ国務長官が北朝鮮は「核物質の生産を続けている」と証言しています。

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