自民・細田氏「原発の安全審査を長引かせるな」[2014/04/16 22:41]

 自民党の細田幹事長代行は、電力会社の経営悪化を考慮して、原発の安全審査を長引かせるべきではないという考えを示しました。

 自民党・細田幹事長代行:「電力会社のいくつかは、まもなく債務超過になろうとしています。安全性は延々と議論していてはいけないので、一定の所できちっと判断しなくてはならない」
 16日に開かれた原発を推進する議員連盟の会合で細田氏はこのように述べ、安全基準を満たし、再稼働の準備が整った原発については再稼働を急ぐべきとの考えを示しました。現在、電力会社8社が合計17基の原発の安全審査を申請していますが、九州電力の川内原発以外、再稼働のめどは立っていません。細田氏が会長を務めるこの議連には自民党の議員約140人が参加し、原発の再稼働だけでなく、新設や増設の必要性も訴えています。

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