議員歳費の2割カット打ち切り 自民発表へ[2014/04/23 00:05]

 自民党が、国会議員の給料にあたる議員歳費の金額を今の年間1700万円から2100万円に戻す方針を固め、今週中に発表することが分かりました。

 国会議員の議員歳費は、復興財源の捻出のために13%、議員定数の削減が実現するまでの措置として7%の合わせて2割が削減されています。ただ、その期限は今月末までとなっています。これを受けて自民党では、資金に余裕のない新人・若手議員を多く抱えていることから、削減期間の延長は行わず、来月から元に戻す方針を固めました。これに対して、公明党は議員定数削減の実現までは7%の削減を継続すべきだと主張しているほか、維新の会などが3割削減を掲げています。しかし、与野党協議がまとまる見通しはなく、議員歳費は、来月から正規の金額が支払われる公算が大きくなっています。

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