安倍総理、日仏首脳会談へ 新型原子炉開発で協力[2014/05/05 11:54]

 ヨーロッパを歴訪している安倍総理大臣は、5カ国目の訪問国のフランスで、日本時間の5日午後、オランド大統領との首脳会談に臨みます。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 アベノミクスを軌道に乗せて求心力を維持したい安倍総理。失業率が10%を超え、支持率は2割に低迷するオランド大統領。どちらの政権にとっても最大の政策課題は経済です。首脳会談で安倍総理は、日本とEU=ヨーロッパ連合とのEPA=経済連携協定を早期に締結する意欲を示すことにしています。また、安全性の高い新型原子炉の開発で協力を促進する方針を確認します。一方、安全保障では、防衛装備品の開発などで協力を強化するほか、深刻化するウクライナ問題についても意見交換する予定です。これに先立って、安倍総理はルーブル美術館を訪れ、1時間にわたって「モナリザ」などを鑑賞しました。

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