安倍総理「中東の機雷処理に自衛隊も参加すべき」[2014/05/29 11:51]

 集団的自衛権を巡って安倍総理大臣は、石油の輸送路である中東・ホルムズ海峡での機雷の処理に自衛隊も参加すべきだと強調しました。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 民主党の福山議員は、政府・与党で議論している事例は実際には起こり得ないと指摘し、集団的自衛権を持ち出す必要はないと批判しました。
 民主党・福山元官房副長官:「日本が何もできないとか、邦人救出ができないとか情緒的な議論をして、この集団的自衛権の議論を無理やり引っ張ってくるような議論は、私は非常に国民に誤解を与えると思うが」
 安倍総理大臣:「最初からこういう事態はないと排除していくという考え方は、嫌なことは見たくないというのと同じことではないか。あらゆる事態に対して、私たちは対応できる可能性、選択肢を用意しておくことは当然のことだろう」
 また、安倍総理は、ホルムズ海峡での機雷掃海について、「各国が協力しているのに我が国ができなくて良いのか」と自衛隊の参加に意欲を示しました。さらに、安倍総理は年末の日米ガイドライン改定に与党の合意内容を盛り込みたい考えを示しました。

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