総理、法整備推進を強調 防大卒業で任官拒否25人[2015/03/22 17:50]

 安倍総理大臣は防衛大学校の卒業式で訓示し、集団的自衛権の行使など、安全保障の法整備を着実に行っていく考えを強調しました。

 安倍総理大臣:「『不戦の誓い』を現実のものとするためには、私たちもまた先人たちにならい、決然と行動しなければなりません」
 安倍総理は、国連PKO(平和維持活動)への参加など自衛隊の活動が広がってきたことに触れたうえで、いわゆるグレーゾーン事態への対応や集団的自衛権の行使など、安全保障法制の整備を進めていく考えを示しました。さらに戦後70年を機に積極的平和主義を掲げ、世界の平和と安定に一層、貢献していく考えも改めて強調しました。防衛大学校の卒業生は472人ですが、任官辞退者は去年より15人増えて25人に上っています。

こちらも読まれています