政治

2015年8月24日 01:02

杉田官房副長官が沖縄入り 基地移設で集中協議へ

2015年8月24日 01:02

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 普天間基地の辺野古移設問題を巡る3回目の集中協議のため、政府の事務方トップ・杉田官房副長官が初めて沖縄を訪れました。

 平和祈念公園に杉田副長官が到着しました。事務の官房副長官が単独で沖縄に入るのは異例で、約4年ぶりです。沖縄戦の戦没者が祭られている平和祈念公園を訪れた杉田副長官は、その後、西普天間住宅地区を視察しました。ここは3月末にアメリカ軍から返還され、跡地利用の計画について政府と沖縄県が協議を進めています。沖縄県側は、医療分野における国際的な拠点として整備をしたい考えです。政府の事務方トップ・杉田副長官と沖縄県の安慶田副知事による3回目の集中協議は、こうした基地負担の軽減や振興策などが中心となる見通しです。
 杉田官房副長官:「十分に県と協議して具体的に進めていきたい」
 政府側は、双方が歩み寄れるテーマについて具体的に話しをすることで、対話の姿勢をアピールしたい考えです。

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