内閣支持率下落44.3%に…アベノミクスの評価は二分[2016/06/20 11:49]

 22日に公示される参議院選挙。ANNの世論調査によりますと、比例代表での投票先は自民党が最も多く、次いで民進党。公明党と共産党が続きます。しかし、まだ決めていない人が約35%に上っています。

 安倍内閣の支持率は44.3%で、前の調査より4.3ポイント減りました。来月10日の参議院選挙で投票に行くかどうか聞いたところ、必ず行くと答えた人は63%で、なるべく行くと答えた人を合わせると8割以上の人が投票に行くと答えました。投票で最も重視する政策は経済対策が33%で、年金・社会保障制度が30%、憲法改正は8%でした。安倍総理大臣が消費税の引き上げを延期したことについては、6割の人が支持しています。しかし、引き上げの延期によって、今後の財政再建や社会保障に不安を感じている人が7割に上りました。また、安倍総理が今の経済政策を一段と進めていく考えを示していることについては、支持する人と支持しない人が拮抗(きっこう)しています。

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