民進党 「カジノ法案」採決反対へ[2016/12/01 20:07]

 民進党は党内で賛否が分かれている、いわゆる「カジノ法案」についての議論を行い、議論が不十分だとして、今の国会での法案の採決に反対していく方針を確認しました。

 1日朝の会合では、法案について、推進派の議員から「経済効果が期待できる」といった意見が出る一方、慎重派からは「ギャンブル依存症への対策が十分ではない」などの意見が多く上がりました。結果、法案の議論が不十分だとして、ギャンブル依存症対策などについて引き続き議論していくことになりました。与党側は2日にも、衆議院の委員会で法案の採決に踏み切る方針ですが、民進党としては採決に反対し、委員会を途中退席することなども検討しています。
 民進党・蓮舫代表:「委員会の動かし方、あるいは与野党の丁寧な理事会の持たれ方。あるいは国民に対して、カジノ法案がなぜ必要なのかという説明の仕方も含めて、すべて不十分だと思っている」

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