稲田防衛大臣 米にオスプレイ飛行停止を申し入れ[2016/12/14 05:51]

 アメリカ海兵隊の輸送機「オスプレイ」が13日夜、沖縄県の浅瀬に不時着し、大破しました。この事故を受けて稲田防衛大臣は、安全が確認されるまでオスプレイの飛行を停止するようアメリカ側に申し入れました。

 稲田防衛大臣:「(沖縄県民や国民が)安全性について非常に大きな関心を持っている状況のなかで、こういった事故が発生したということは大変、遺憾に思っている」
 稲田大臣は14日未明、在日アメリカ軍のマルティネス司令官と電話会談し、原因の究明や安全が確認されるまでの飛行停止を申し入れました。一方、アメリカ国防総省のデービス報道部長は「事実は確認中だ」として、「飛行を一時停止するかは分からない」と述べました。さらに、「オスプレイのような軍事能力は地域の安全保障に貢献する」と述べ、再発防止に努めていく考えを強調しました。

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