天皇陛下の退位 自民党「一代限り」で取りまとめへ[2017/02/07 05:50]

 自民党は天皇陛下の退位について、特別法によって「一代限り」と定める方向で党内の意見調整に入りました。

 天皇陛下の退位を巡る法整備について、国会での取りまとめを担う衆参の議長と副議長は、各党に対して今月中旬までに意見を集約するよう指示しています。自民党の幹部会では、高村副総裁や茂木政調会長ら出席者の全員が一代限りとして特別法で対応する考えで一致しました。自民党では各議員に書面で意見を募っていましたが、先週までに提出した84人のうち、ここでも4分の3以上が「一代限りとすべき」という意見でした。自民党は来週、改めて幹部会を開き、特別法によって一代限りの退位を可能にする案を示し、取りまとめる方針です。

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