安倍総理が帰国へ 連休明け終盤国会が本格化[2017/04/30 06:21]

 安倍総理大臣は、ロシアとイギリスへの訪問の日程をすべて終えて30日に帰国します。北朝鮮情勢が緊迫するなかで、連休明けの国会では重要法案の審議が本格化します。

 今回の一連の会談では北朝鮮問題が主要なテーマでしたが、安倍総理は改めて挑発行為を非難しました。
 安倍総理大臣:「(北朝鮮は)弾道ミサイルの発射を強行し、核兵器の開発を続けています。国連安保理決議への明確な違反であり、国際社会に対する明確な挑戦であります」
 一方で、大型連休明けからは終盤国会への対応も迫られます。最大の争点となっている「テロ等準備罪」の法案は衆議院の通過を見据え、与野党の駆け引きが本格化します。また、天皇陛下の退位に関する特例法案が5月中旬以降に提出される見通しです。野党側は今村前復興大臣の発言や森友学園の問題で攻勢を強めていて、安倍総理にとっては当面、守りの政権運営が続くことになります。

こちらも読まれています