ミサイル防衛で新設備「陸上型イージス」導入で調整[2017/05/13 11:47]

 相次ぐ北朝鮮のミサイル発射に対応するため、政府が地上配備型のイージスシステムの導入に向けて最終調整に入っていることが分かりました。

 政府は弾道ミサイルに対する防衛能力の強化を急いでいます。政府関係者によりますと、韓国が配備を進めているTHAADと呼ばれるアメリカ軍の最新鋭の迎撃ミサイルシステムよりも費用対効果が良いとして、政府が「イージスアショア」と呼ばれるシステムを新たに導入する方向で最終調整に入っているということです。イージスアショアはイージス艦搭載の迎撃ミサイルや高性能レーダーを地上に設置するシステムです。これを導入すれば、現在、日本海で北朝鮮のミサイルの警戒にあたっている海上自衛隊のイージス艦を東シナ海などに展開することが可能になります。

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