陸にも“イージス” 北朝鮮ミサイル対応で構築急ぐ[2017/08/17 11:47]

 17日夜に開かれる日米2+2(外務・防衛閣僚会議)で、日本政府は地上配備型のイージスシステムの導入決定をアメリカに伝え、発表する方針であることが分かりました。

 地上配備型のイージスアショアは、イージス艦搭載の迎撃ミサイルや高性能のレーダーを地上に設置するシステムで、韓国が配備を進めているTHAADと呼ばれるアメリカ軍の最新鋭迎撃ミサイルシステムよりも費用対効果が良いとされています。北朝鮮の相次ぐミサイル発射に対応する防衛システムの構築が急がれるため、予定を前倒しして夜の日米2+2で導入を発表する方針です。イージスアショアの設計費は来年度予算の概算要求に盛り込みます。

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