石破氏「ニュークリア・シェアリングを議論すべき」[2017/09/06 17:38]

 自民党の石破元幹事長は日本の核政策について有事の際、アメリカの保有する核兵器を使う権限を持つ「ニュークリア・シェアリング」も含めて議論をすべきとの考えを示しました。

 石破元幹事長:「NATO(北大西洋条約機構)は核をどんな時に使い、どんな時に使わないか、持たない国がどう関与するか、常に実務レベルでも閣僚レベルでも常に議論している。だから抑止力が働く」
 石破氏は「核抑止力をどう働かせて国民を守るのか考えるのが政治の責任だ」と話し、ミサイル防衛の強化や国民保護と合わせて、核政策についても議論することが必要だと主張しました。さらに、非核三原則についても「核の傘で守ってもらうと言いながら、日本国内に置きませんというのは抑止力として十分なのか」と話し、見直しも含めて議論をすることが重要だという考えを示しました。

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