臨時国会冒頭の方針 安倍総理が衆院解散の意向[2017/09/17 17:37]

 安倍総理大臣は、解散という大きな賭けに出ます。臨時国会の召集は今月28日に予定されていますが、安倍総理はこの臨時国会の冒頭で衆議院を解散する方針を固めました。臨時国会冒頭に解散した場合、投開票日は来月22日、または29日が有力です。

 安倍総理は先週、自民党の二階幹事長と会談した際、臨時国会冒頭に衆議院を解散するという決断を伝えました。公明党の山口代表にもこの決断を伝えたものとみられます。投開票日は来月22日か29日が有力で、青森、新潟、愛媛で予定される3つの衆議院補欠選挙はこの日程に吸収されます。安倍総理は国連総会から帰国する22日以降に最終判断する見通しです。一方で、民進党は17日に臨時国会の対応などを協議するため、自由党、社民党との党首会談を予定していましたが、取りやめになりました。離党ドミノが続くなか、民進党内からは解党を求める声も出始めています。

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