蓮舫氏・岡田氏「存続」訴え 希望の党から合流論も[2017/12/12 11:50]

 民進党の低迷が止まりません。今月中にも党の再生に向けた改革案を決定する方針ですが、いったん、解党したうえで新党を作る案も浮上しています。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 何とか党を立て直したい民進党は、12日も朝から協議を重ねました。13日の常任幹事会に複数の改革案を提示することを決めたものの、党内は民進党を存続させるかどうかで二分されています。代表経験のある蓮舫氏や岡田氏が存続を強く訴える一方、現執行部側は党を解党したうえでの新党を検討しています。さらに、離党ドミノも止まりません。参議院議員の川田氏、有田氏が相次いで立憲民主党入りを表明し、他にも離党検討者がいる状態です。その立憲民主党は当面、ジリ貧の民進党とは距離を置く方針です。一方、支持率の低迷にあえぐ希望の党からは民進党との合流論も上がっています。近く民進党の大塚代表と希望の党の玉木代表が会談する予定で、まずは来年の通常国会前までに統一会派を組むことが検討されています。大塚代表は野党の連携を呼び掛けていますが、足元の党内ですら同床異夢(どうしょういむ)でバラバラで、安倍一強に対峙するにはほど遠い状況です。

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