憲法改正で意見に違い 自民・総裁選で本格論戦[2018/09/10 11:51]

 自民党の総裁選挙は北海道での地震を受けた3日間の自粛期間を終えて、10日から安倍総理大臣と石破元幹事長による本格的な選挙戦が始まりました。

 (政治部・前田洋平記者報告)
 2人は演説会を終えて記者会見に臨んでいる真っ最中です。記者会見で森友・加計問題を念頭に、政治主導の在り方を問われた石破氏は「官僚が萎縮する体制ではだめだ」と述べました。一方で、安倍総理は、批判は真摯に受け止めるとしつつも「政治がリーダーシップを発揮すること自体に間違いはない」と述べ、政治主導を進めていく考えを示しました。演説会では憲法9条について、両者の主張が対立しました。
 安倍総理大臣:「いよいよ憲法改正に取り組む時がきました。憲法にしっかりと日本の平和と独立を守ること、自衛隊と書き込んで私たちの使命を果たしていこうではありませんか」
 石破元幹事長:「憲法について申し上げます。必要なもの、急ぐものからやらせて頂きます。合区の解消、緊急事態条項は喫緊のものだ」
 これから20日まで、党員票405票を巡る争いが繰り広げられます。

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