他人の自転車持ち去り“罠”仕掛ける 警察官を処分[2013/11/22 18:10]

 自転車泥棒を摘発するために他人の自転車を持ち去り、罠を仕掛けていました。

 警視庁田園調布署の男性巡査部長(51)は4月から5月までの間、部下の警察官4人に指示し、東京・大田区の路上に放置されていた自転車を持ち去ったとして書類送検されました。警視庁によりますと、巡査部長らは、自転車の鍵を壊したうえで、駅前などに改めて放置し、盗んだ人を職務質問するために近くで見張っていました。巡査部長は、取り調べに対して「自転車泥棒の摘発件数が低調だったのでやった」と容疑を認めています。巡査部長は、停職1カ月の懲戒処分となりましたが、22日に辞職しました。

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