放射線量の減少速度が“鈍化” 福島原発の避難区域[2013/12/26 17:23]

 福島第一原発の避難区域で、放射線量が減少するスピードが鈍ってきていることが確認されました。

 今年9月にヘリコプターで上空から測定した福島第一原発の周辺80キロ圏の放射性物質の汚染マップ。一昨年11月の測定結果と比べると、平均の空間線量は47%減少しています。ただし、去年11月の測定結果と比較した場合、黄色や赤で示されている放射線量が高い地域の面積はほとんど変わっていませんでした。調査を行った原子力規制委員会は、草木や地面の表面についていた放射性物質が雨で洗い流されるといった効果が落ちているということです。

画像提供:原子力規制委員会

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