犯罪35年ぶり減少 子ども狙う誘拐事件は急増[2014/12/12 11:56]

 13歳未満の子どもを狙った誘拐事件の件数が今年、9年ぶりに100件を超えたことが警察庁のまとめで分かりました。

 警察庁によりますと、7月に岡山県倉敷市で小学5年の女子児童が誘拐された事件など、全国の警察が先月末までに認知した13歳未満の子どもに対する誘拐事件は100件でした。年間で100件を超えたのは2005年以来、9年ぶりです。犯行時間は夕方の下校時間帯が最も多く、逮捕された容疑者と被害者の面識がなかったケースが半数以上を占めています。また、刑法犯全体の認知件数は、去年の同じ時期に比べて8万6000件以上少ない約112万件となり、35年ぶりに130万件を下回っています。

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