愛媛・伊方原発 国内3基目の再稼働決定へ[2015/07/14 00:05]

 原子力規制委員会は、愛媛県の伊方原発3号機が新しい規制基準に適合しているとして、15日、事実上の合格証となる「審査書」を取りまとめる見込みです。

 原子力規制委員会は5月、伊方原発3号機に関する四国電力の申請書類が新しい規制基準に適合しているとして、事実上の合格証となる審査書の案をまとめました。そして、15日の規制委員会で一般から寄せられた約3500の意見のうち、主要なものを議論した後に審査書が正式に決定される見込みです。再稼働に向けた合格証が出るのは、川内原発1号機・2号機、高浜原発3号機・4号機に続いて3例目です。ただ、地元の自治体の了解や実際の工事計画認可などのハードルは多く、四国電力は「一日も早い再稼働を目指したい」としています。

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