高齢者の死亡事故が増えるなか、警視庁が高齢者への交通安全教育を行う指導員のイメージキャラクターを発表しました。
警視庁で披露されたのは「高齢者交通指導員」のイメージキャラクター「リードン」です。名前には「高齢者をリードする」という意味が込められ、都内に2000人いる指導員の制服を身に着けています。キャラクターをデザインしたのは玉川大学芸術学部3年の金田佳子さん(23)で、警視庁から感謝状が贈られました。今年に入ってから都内で交通事故によって死亡した高齢者の数は去年より8人多い38人で、その多くが歩行中に乗用車にはねられて死亡しています。警視庁は、リードンをイベントなどで積極的に活用し、高齢者の交通安全への意識を高め、死亡事故の減少につなげたいとしています。
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