イチョウ伐採に住民反発 「五輪のため、おかしい」[2016/10/18 17:28]

 住民の反対意見が相次ぎ、計画が見直されることになりました。道路を整備するため、東京オリンピックまでにイチョウ並木を伐採する計画に待ったがかかりました。

 東京・千代田区の区道「神田警察通り」では、自転車走行のスペースを整備するため、沿道のイチョウなどが伐採される予定でした。ところが、7月下旬に一部の木で枝が切り落とされた際に「東京オリンピックのために伐採されるのはおかしい」などと住民たちの反対が相次いで工事は一時、中断していました。その後もイチョウ並木の保存を求める陳情が区議会に相次ぎ、区議会は17日に整備内容の見直しなどを区に要望しました。区の道路公園課は「安全上、切らざるを得ない樹木もあるかもしれないが、今のイチョウを残すように、年内をめどに見直したい」としています。

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