江戸城の“防衛施設”…皇居「富士見多聞」を初公開[2016/11/11 17:18]

 皇居・東御苑の「富士見多聞」が初めて一般公開されます。

 富士見多聞は、江戸城の石垣の上に建てられた長屋造りの防衛施設です。1659年に建てられたとみられ、関東大震災で損壊しましたが、その後、復旧工事が行われました。宮内庁では、「皇居・東御苑には歴史を感じられる建物があり、富士見多聞からの景色を楽しんでほしい」としています。また、「富士見櫓(やぐら)」の前の広場も整備され、より間近に櫓を鑑賞できるようになりました。富士見多聞は、15日以降の午前9時から午後3時半まで公開されます。

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