海外のテロなどで死亡した遺族に弔慰金 30日施行[2016/11/30 08:02]

 海外で日本人がテロに巻き込まれて死亡するなどした場合、国が遺族に弔慰金を支払う法律が30日から施行されます。

 「国外犯罪被害弔慰金支給法」は、2013年にアルジェリアで日本人10人が死亡したテロ事件を受け、犯罪被害者支援の一環として6月の通常国会で成立しました。海外でテロ事件や殺人事件に巻き込まれて死亡した日本人の遺族に200万円が支払われます。また、重い障害が残った人には見舞金として100万円が支払われます。ただ、外務省が渡航中止勧告を出していた国や地域での被害については、政府の判断によって支給の対象から外れる可能性があります。

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