113番元素「ニホニウム」正式決定 アジア初の命名[2016/11/30 17:14]

 日本の研究機関が発見し、初めて命名した元素の名前が「ニホニウム」に正式決定しました。

 物質を構成する基本単位である元素のうち113番目の元素は、理化学研究所のグループが2004年に人工的に作り出す形で発見し、国際的な命名権を獲得しました。今年6月、グループは日本にちなんだ元素名「ニホニウム」、元素記号「Nh」を国際機関に提案し、日本時間の30日午後5時にこの元素名が認められました。アジアでは初めての元素名で、世界中の教科書や辞典などに掲載される元素の一覧表に「ニホニウム」の名前が加わることになります。

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