採用選考で2割近くの企業が戸籍謄本求める[2017/01/20 08:02]

 採用の選考の際に差別につながるとして禁止されている戸籍謄本の提出を求める企業などの割合が2割近くに上ることが連合の調査で分かりました。

 就職の採用選考を巡っては、出身地や家族の職業などで差別をしてはならないと決められています。連合は実態を調べるため、全国の約3600の企業や自治体などから採用選考に関するアンケートを取りました。その結果、選考の前後で戸籍謄本の提出を求めていた所が2割近くに上っていたことが分かりました。また、民間企業の2割近くが国が示している応募用紙を使っておらず、生まれた場所などを記入させていたケースもあったということです。

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