現役文科省職員が証言「加計学園めぐる文書見た」[2017/06/08 05:51]

 加計学園の獣医学部新設を巡り、「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれた文書について、文部科学省の現役職員が、複数の部署で共有されていたと証言しました。

 文書は民進党が入手したもので、去年9月、文科省の担当者が内閣府の藤原審議官との打ち合わせをした時の概要とされていて、「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれています。また、この文書を複数の部署の職員10人以上に送り、共有したとされるメールの写しも含まれています。文科省の現役の職員はANNの取材に応じ、この文書の存在を認め、「当時、実際にこのメールを自分も見た」と証言しました。文科省は、この文書やメールの写しについて「出所が分からない」などとして調査はしないとしています。

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