「最後まで問題視する声」加計学園“認可”に疑問も[2017/11/10 11:50]

 加計学園を審査してきた審議会の委員がANNの取材に応じ、「最後まで認可を問題視する声があった」と話しました。

 取材に応じた審議会の委員は「国家戦略特区の案件ということもあって、最後には認可とせざるを得なかった」と会議を振り返っていました。
 審議会委員:「特区という形の特例で設置審に来た段階で『ノー』と言えないような。不十分な内容であっても、法に触れるかというとそうではないから」
 今月に入って行われた終盤の会議でも、認可を問題視する意見が専門家のなかであったといいます。
 審議会委員:「ある委員の方は、かなり強くその部分(実習)が改善されていないのではないかと」
 今後は国会などで審査の妥当性が問われることになります。

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