地元市議に“現金配布” 神谷衆院議員らを刑事告発[2017/11/30 11:53]

 自民党の神谷昇衆議院議員が先月の衆議院議員選挙前に大阪の地元市議らに現金を配っていた問題で、オンブズマン活動をする行政書士の男性が神谷議員と市議3人を刑事告発しました。

 告発状によりますと、神谷議員には衆院選前の9月下旬、地元の岸和田市議3人に対し、選挙応援を得る目的で現金20万円ずつを配った公職選挙法違反の疑いがあるとしています。また、市議3人は現金を受け取った後、返金していますが、「いったん受け取っていて、違法性が高い」として告発対象に含めたということです。
 告発状を提出した高比良正明さん:「公職選挙法に違反することを平然とやっている。誰もチェックするものがいないので(旧来の弊害が)ずっと残っている」
 神谷議員は地元市議合わせて14人に現金を配りましたが、「自民党支部から市議の後援会への寄付という趣旨だ」として違法性を否定しています。

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