テレ朝news

「健康に良い」ヨガでけが多発 講師の知識不足が…(2018/02/06 17:33)

 今、女性に人気のヨガに緊急事態だ。けがをする人が相次ぎ、業界団体が初めて講師の指導に乗り出した。

 60代生徒:「本当に病気しなくなりましたね」
 40代生徒:「呼吸も整いますし、ヨガは絶対にないと」
 健康志向の高まりでヨガ人口は増加傾向。特に40代から60代の女性からの人気が高く、その人口は約770万人。なんと、野球の競技人口に迫る勢いだというのだ。まさに空前のヨガブーム。しかし…。
 ヨガインストラクター兼理学療法士・中村尚人さん:「いわゆる『オーバーストレッチ』ですね。本当に骨も痛めちゃったという人もいたりします」
 国民生活センターによると、ここ数年増えているのがヨガによるけがなどの相談だという。
 ヨガインストラクター兼理学療法士・中村尚人さん:「健康というものでヨガが広まっているのに、けががあるっていうのが、そこまでの意識がまだ、ヨガの先生たちにも少ないんじゃないかなって気はします」
 ヨガ人口の増加に伴い、専門的な知識の少ない講師が増えてしまったというのだ。
 40代生徒:「たいして教えてもらうことなく『やって』と言われてやって、首の骨が折れそうになったとか。ひざとか腰とかしょっちゅう痛かったですし」
 けがをしやすい指導とはどういうものなのか。
 ヨガインストラクター兼理学療法士・中村尚人さん:「実はこれが一番多いんですけど、この足がそけい部のところに乗って、反対側も同じようにそけい部に乗るっていう」
 これを実際に番組スタッフが体験。無理に手などを使ってしまうとけがの恐れがある。そこで、けがのリスクを理解し、生徒のレベルに合ったやり方を提示することが大事なのだという。そのため、先月にヨガ講師を対象とした講習会が初めて行われた。
 ヨガインストラクター兼理学療法士・中村尚人さん:「どういう情報・知識を勉強すれば、自分たちがけがをさせないようになるのかというのに、すごく情熱を感じたので変わってくると思います」