“輸入はしか”沖縄で感染拡大 国が注意呼びかけ[2018/04/17 11:55]

 沖縄県で先月、台湾からの旅行者がはしかを発症し、立ち寄り先などの52人に感染が拡大していることが分かりました。

 沖縄県では先月、台湾から旅行で来ていた30代の男性がはしかと診断されました。この男性が立ち寄った店の従業員などに感染が拡大しています。14日までに確認された患者は52人に上り、なかには1歳未満の赤ちゃんもいます。厚生労働省によりますと、はしかは予防接種が普及したため、国内では「排除状態」とされていますが、海外からの帰国者や外国人の旅行者が持ち込むケースがあります。はしかは感染力が強いため、予防接種を受けていない人で先月17日以降に沖縄県に滞在して発熱などの症状が出た場合には、事前に医療機関に連絡したうえで受診するよう厚労省が注意を呼び掛けています。

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