世界初 筋肉と機械で構成したロボット 東大が開発[2018/05/31 08:02]

 筋肉と機械でできたハイブリッドロボットの開発に東京大学の研究チームが成功しました。腕の筋肉の構造を持ったロボットは世界で初です。

 東京大学・竹内昌治教授:「まだ極めて初期的な段階だけど、大きなファーストステップだと思っている」
 東大・竹内教授の研究チームが開発したロボットは、培養した筋肉とプラスチック製の骨でできています。人間の腕の筋肉のような構造をしていて、電気を流すことで輪っかをすくったり物を持ち上げたりできます。腕の筋肉のような拮抗(きっこう)筋構造を持つハイブリッドロボットは世界で初めてとなります。研究チームは今後、「この技術を発展させて本物に近い義手などの開発に役立てたい」としています。

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