「仕事持つ母親」初の70%超え 環境改善が後押し[2018/07/21 07:07]

 国民生活の調査で、仕事を持つ母親の割合が初めて70%を超え、過去最高となりました。

 厚生労働省が去年、行った国民生活基礎調査によりますと、子どもがいる世帯は1173万4000世帯で、そのうち仕事をしている母親の割合が70.8%に上ることが分かりました。この統計を取り始めた2004年以降、過去最高で、70%を超えたのは初めてです。子どもを産んだ後も働き続けたいという女性に対し、育児休業期間が伸びたり放課後保育を充実させるなど、環境改善を推し進めている影響があるとみられます。一方、全国の一世帯あたりの平均所得金額は560万円で、前の年より15万円増えました。生活意識が「苦しい」とした世帯は55.8%で、3年連続で改善されています。

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