中国語混じる“金融機関偽サイト”の相談相次ぐ[2013/04/12 19:31]

 金融機関や官公庁などの一部のホームページに中国語が混じったサイトが見つかり、財務局などに相談が相次いでいます。金融庁はサイバー攻撃の類ではないとみています。

 北陸や東海地方の地方銀行から「偽サイト」が見つかったという相談が、10日ごろから各地の財務局に相次ぎました。金融庁によりますと、銀行の正規のホームページアドレスに特定のアルファベットなどを付け加えると中国語が混じった不完全なサイトに移ります。ただ、個人情報の流出などは、今のところ確認されておらず、現状では犯罪性は薄いということです。各銀行は「偽サイトにご注意下さい」などとホームページ上で注意喚起しています。関係者によりますと、中国の携帯電関連会社が中国語のユーザー向けにホームページが閲覧できるよう変換しようとしたためではないかということです。金融機関だけでなく、企業や官公庁のホームページでも同じような現象が起きているということです。

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