稚魚の不漁によって今年もうなぎの価格が高騰するなか、大手スーパーではかば焼きなどの安売りが相次いでいます。
来店客：「（うなぎが少し安くなると）食べてみようかなという気がします」
ダイエーは全国295の店舗で、13日から期間限定でうなぎの売り場を拡大しています。価格が安い秋口に大量に仕入れ、加工工場の閑散期に製造することでコストを削減し、かば焼きは去年よりも2割値下げしました。
ダイエー鮮魚担当バイヤー・川澄勝俊氏：「去年の土用の丑（うし）の日が終わった後に早く動いた。（加工工場が）動いていない閑散の時期に集中して、うなぎを加工してコストを下げた」
また、西友も同様の方法で仕入れ、先月末から国産うなぎのかば焼きを去年よりも値下げしています。うな重は通常より300円安い990円で販売し、すでに売り上げは去年の4倍に上っているということです。両社とも、22日の土用の丑の日を前に、需要が伸びるうなぎを集客の目玉にする狙いです。
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