農家の一律補助金を半減へ 減反政策の廃止に向け[2013/11/20 11:54]

 減反政策の廃止に向けて、政府・与党は、来年度から農家への一律の補助金を半減することで最終調整していることが分かりました。

 自民党と公明党は20日朝に協議を行い、減反に参加する農家に支払う10アールあたり1万5000円の補助金を来年度から半額の7500円に減らす方針を固めました。この補助金は4年間、同額で支給され、減反が廃止される5年後をめどに終了します。政府や自民党は5000円から7000円の間で検討していましたが、公明党が「農家の経営が立ちゆかなくなる」と譲らず、半額で決着しました。自民党は午後、正式に決定し、政府も22日の産業競争力会議で提示したうえで、農業の改革案を今月中にまとめる方針です。

こちらも読まれています