トヨタの小型ハイブリッド車の「アクア」が「低燃費世界一」に返り咲きです。ホンダの「フィット」を上回るガソリン1リッターあたり37.0キロとなりました。
新型アクアは、エンジン内の部品の摩擦を少なくしたり、ハイブリッドシステムの制御プログラムを見直すなどして、これまでより燃費を1.6キロ改善して、ガソリン1リッターあたり37.0キロとしました。今年9月にホンダが発売したフィットのガソリン1リッターあたり36.4キロを超え、低燃費世界一に返り咲いています。価格は快適装備の追加などで従来より1万円アップの170万円からとなり、来月2日に発売されます。アクアは、低燃費世界一の座をホンダのフィットに明け渡した後、10月には月間の販売台数でも首位を譲りました。トヨタの担当者は「低燃費は、アクアの重要な要素の一つだ」と話し、販売面での巻き返しにも意欲をみせています。
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